最近人気のリノベーション。
つい楽しくなって色々計画してしまいますが、
見積もりを見てびっくり。
泣く泣く削っていくなんて思いをしがちです。
ここでは、僕が自分でフルリノベーションをした経験から、
仕様変更以外でコストを節約できる・価格交渉できるポイントをご紹介します。
素材のチェックポイント
素材を見直す
設備や材料を安いものにできないか確認しましょう。
最初はリノベーション会社のおすすめで出てくると思います。
ただこれ、実際ちょっといいもののことが多いようです。
もちろんリノベ会社も利益はほしいのもありますが、
やはり良いものだと問題も少なく、満足度が高くなりやすいというのもあるでしょう。
特に床材は面積も大きいので、結構変わる部分です。
たとえばフローリングを合板に変えることで数万円下がりました。
※58㎡
素材を揃える
意外とポイントなのが素材を揃えること。
フローリングや壁などは、大きな素材から切り出して使います。
そのため同じ素材を使える部分が多いとロスが少なく、効率的に使うことができます。
逆に複数の素材を使うと、それぞれ余りが出てしまい費用が上がってしまいます。
こだわる部分以外はできるだけ同じ素材がおすすめです。
設備のチェックポイント
設備を見直す
費用が高く、見直しで大幅に変更できるポイントです。
システムキッチン、ユニットバス、トイレ、洗面台などが特に大きいです。
キッチンであればコンロ数は減らせないか、ディスポーザーは本当に必要かなどを考えてみてください。
実際は使わないものも多く、ランクを落としてもほとんど問題ないはずです。
ただし、自動洗浄機はあるとめちゃくちゃ楽になるので残すことをおすすめします。
造作を既製品にできないか
当然ですが、造作はコストがかかります。
オーダーメイドでぴったりのサイズというのも理想ですが、数cmの差は生活始めたら気になりません。
同じ機能の既製品に変えるだけで、費用は数分の1になります。
壁、ドア減らす
部屋数を多くしたいと思っても、本当に壁、ドアが必要か見直してみてください。
設備のチェックポイント
自分でやる
自分で仕入れる(施主支給)、自分で塗装するなどで下げれるものもあります。
注意点としては、施主支給には手数料がかかるケースもあるので相談して進めましょう。
経費交渉
最後に経費、工賃の削減です。
まずはそんなに工数がかかるのかというところを相談しましょう。
タイル貼りにそんなに人数いるのかなどの確認です。
その上で、単価を下げられる部分があるかを相談するのがいいと思います。
ただ、強引な交渉はクオリティの低下に繋がる可能性もあるので、お互い納得できる形で交渉していきましょう。
最後に
理想の家は嬉しいですが、やはり財布との相談は現実的なポイントです。
必要なポイントと不要なポイントをしっかり切り分け、理想の価格の実現を目指してください。