出産から4日。
翌日に退院を控え家の片付けをしていると、奥さんから連絡が。
「まだ小さいから、数日NICUに入れましょう」と言われたとのこと。
NICUという言葉を聞き慣れない僕としては何事だという感じでした。
今回はNICUについてご紹介します。
NICUとは
NICU(Neonatal Intensive Care Unit)は日本語で新生児集中治療室といいます。
何らかの理由で治療や観察が必要な新生児が入る部屋です。
理由は様々で、例えば
・予定より早く生まれた
・通常より小さく生まれた
・呼吸の助けが必要
・心臓などに病気がある
などが考えられます。
心拍・体温を管理するための特別な機械や設備が整っていて、24時間体制で医師や看護師が世話をしてくれます。
実際の様子は?お見舞いに行ってみると
子どものお見舞いに行ったときの様子をご紹介します。
広い部屋に簡単な仕切りがついた半個室のような形で、各部屋に1人ずつ子どもが寝ています。
半個室のため歩いているときには他の様子が見えるのですが、
お母さんが母乳をあげてるのは少し気まずい感じも・・w
お見舞いに来たお父さん・お母さんはミルクをあげたり、オムツを変えたり。
普通の生活とそんなに変わりません。
ちなみに僕はここで初めてのミルク・オムツ交換・沐浴をしました。
入院当初はいくつかチューブが繋がれていました。
まだ小さくミルクが少量しか飲めなかったため、鼻からミルクを注入されていました。
また、腕は自分を引っ掻かないよう添え木をされています。
しばらくするとミトン(手袋)に変更されていました。
またNICU入院当初は黄疸ができていたため、治療用の光を浴びていたこともあります。
このように、子どもに合わせて色々なことが行われています。
参考:ミルクのあげ方
NICUで初めてミルクをあげて、そこで色々と教わりました。
・飲み口の横にある空気穴が上に来るように持つ
・口の奥まで結構突っ込む
・飲まなときは揺らすなどして口を刺激
・ゲップすると再開することも
・寝ても飲む
まとめ
NICUと聞くと、不安になる人も多いかもしれません。
ただ実際は、看護師さんたちが通常以上によく見てくれる安全な部屋とも言えます。
退院まであと一歩、焦らずゆっくり子どもの成長を待ちましょう。