先日のDXdrive2020にて、「ハック思考」出版を記念したトークセッションがありました。
㈱幻冬舎の箕輪 厚介 さんと㈱Kaizen Platform 代表取締役 須藤 憲司 さん。
正反対にも見える二人から学べるものがたくさんあり、非常に面白いセッションでした。
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ハック思考とは
箕輪さん「現状を死ぬ程観察して規則を観測し、システムの隙間に介入。ポジティブに世界を見る」
須藤さん「全部大喜利になる」
ハック①抜け道から解決する
「エレベーターが遅い」というクレーム
最新のエレベーターをつけるとお金かかり採算が合わない、、デッドロック
→解決策「ホールに鏡をつける」
→エレベーターの遅さが問題だったのではなく、何もしてない時間が長いのが問題だった
ハック②スニーカーの販売戦略
スニーカー1色高いとそれが先売れる
→ミノサン( 箕輪編集室オリジナルサンダル)を黄色1つだけ13万、他色を100円で販売
→黄色の購入者にはプレミアム感が付き全色完売
→その後ダルビッシュに黄色1足プレゼントで価値向上
→漫画発行時に100冊買ったら黄色1足プレゼントで更にプレミアム感
ハック③コミュニティの作り方
高校中退を解決したい
→中退するのは人間関係(友達がいない)が原因
→初日にグループワークで友達を作るフローにした
→オンラインサロンでも使える手法
行動力とハック思考
箕輪:本田圭佑のサッカーチーム「One Tokyo」のトライアル申込みしたら合格
→ 「One Tokyo」 なのでOne(1番)を大事にしている。一番に申し込んだから合格にした。
行動力とハック思考があれば最強だがなかなかない
なら組めばいい
とにかく動く人と改善できる人の組み合わせ
須藤:問題の立て方が問題
こんな広告キャンペーンやりたいけどどうしよう
→そもそもなんで広告?
改革には中と外から
日本の改革は中と外の両方からが必要
幕末も勝海舟と薩長が組んだから倒幕できた
中の人が伝えるより外の人と一緒に動いた方が効果ある
大事なのは外との対話
中だけにいたらハックできない
例)医者の不養生
ハックのコツ
優秀ハッカーの共通点「最初の違和感・インスピレーションを大事に」
詳しくなるとハックできない
固定概念化
いろんな文化に触れることで相対化される
ど素人こそ最強
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