映画『ヲタクに恋は難しい』。
公開前からテレビでもだいぶ推されていますが、原作ファンからすれば「なんでだよ」って感じが強い作品だと思います。
自分もその一人でしたが、あそこまで行くと怖いもの見たさが出てくるのも人間です。
というわけで「原作は好きだけど映画を見るか考えてる人」に向けて、見てみた結果・感想です。
結論から言うと、
原作とは別物として見るならあり
だと思います。
率直な感想でいうと、控えめに言っても最低です。
・宏嵩の属性が不明
・成海の服がダサい
・謎の同期
・先輩コンビとの絡みが全然愛
実写化は難しいと思いますが、過去最低と言っても過言ではないでしょう。
あとは一番問題のミュージカル風。
ここに関しては意外と賛否両論のようです。
ちなみに連れはそこまで気にならなかったらしい。
とは言っても、トータルすれば「原作の設定だけ見て妄想で作ったんじゃないか」ってレベルの改悪です。
自分はもはや一周して戦略的な批判逃れなんじゃないかと、監督を養護する目線で見守りました。
ただでさえ難しい実写化、しかも日常風なのでCGや勢いでごまかすのも難しい。
明らかに監督の得意分野とも違う。
十中八九批判が出る状況。
であればいっそのこと「ミュージカル風にして原作に全然寄せないこと」で
論点を映画の良し悪しからミュージカルの良し悪しに変えてしまおうという
巧妙な戦略なんじゃないかと。
完全に、直前読んでたDr.STONEの影響か思いついたレベル。
とは言え純粋な1映画としては実は悪くはない。
批判的な自分でも笑える部分はあったし、
映画館からも笑い声が結構聞こえてきた。
原作にこだわりない人にはおすすめ。
アニメは割とあたりだった
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